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  • 執筆者の写真Tetsuya Nishimoto

Ak-houseファサード最終。


Ak-house,もとの案にもどってからも・・、

細かな調整に時間を費やししまいました。

現在、画像の通りに実施図面を描いています。

ポーチ部分を少しスッキリさせました。

ポーチの上部はエアコン室外機置き場となります。

南側に横向長のスリット窓を加えました。

斜めの角度は45度。

画面左側袖壁の凹みはCGで見ると30㎝程度凹んでいるほうが外観の見栄えは良かったのですが、

室内側から見たときの具合で45㎝凹ますことにしました。

数字を決めるときの根拠は、機能か見た目で自ずと決まることがほとんどです。

しかし、袖壁の凹み具合などは、「35㎝と45㎝で何が違うの?」と聞かれたら、

開放具合などはもちろんですが、そうしなければならない根拠はどこにもありません。

このような場合は、数字の関連性だけで決めることもあります。

モジュールが3尺なので、3の倍数で追うこともあれば、

キーとなる数字をいろいろな部位で共通させてみたり。

迷ったときは、何かの記念日の数字を当てはめてみたり。

こういうこともあります。

ほとんどは、柱の割り付けや部材の規格寸法など、

なるべく・・ソツがないよう意識しているつもりです。

実際は、拘りは・・図面を見つめれば見つめるほど増えてくるので、

無駄がないということはありません。

むしろ無駄は必要であると思います。

必要な無駄かそうでない無駄なのかを見極めるのは困難です。

必要な無駄かそうでないかを決めるのは、

それぞれの主観委ねられるから・・ということもあります。

手間=コストです。

「手間をかけても・・この寸法やこの形状で行くべきかどうか?」

これを意識していると、設計者にとっても優先順位が明確になりやすく、

ついつい暴走しがちな妄想の歯止めとなり、現実との接点を見いだせます。

ありがとうございます。

今まで、私はローコスト住宅が自分の売りであると思っていました。

確実に、いろいろなところで私自身の勘違いが起こっています。

・・・・・・・図面に戻ります。


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