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執筆者の写真Tetsuya Nishimoto

Ak-houseのファサードで悩む


Ak-houseの実施図面をまとめる段階になり・・、

以前にブログにアップしていた外観(タグ:Ak-house)で詳細図を進めていました。

それと合わせて、クライアントから「BSスカパーアンテナを建物に設置する場所を考えてほしい・・」という要望があり、建物に組込む案を考えていました。

そしてバルコニーの角を斜めに切り込み埋め込む案を思いつき、外壁面の形を変形し始めました。

しかし、そうすることで元の案よりも良くなりそうな・・というよりか、まだまだ可能性があることに気付きました。ありがとうございます。

毎回そうですが、クライアント様からのちょっとした要望で、閃きが加速することが多いです。

「手掛かりは施主にある。」ということで、今回もまたブラッシュアップできればと思います。

少し実施図面、中断していますが、・・・・・・・・必要な時間・・と言い聞かせながら。

公共の建物や店舗など、提案側のアイディアを一発で決めなければならない状況もあります。

しかし、住宅では、私の場合、私の場合、、

クライアントとの対話や会話でどんどんプランが変更していきます。

ということもあり、最初のプレンゼンは、タタキ台となることが多いです。

ファサードにおいて、

1950-houseのファサードが決まるときもそうでした。

私的には、南の道路側壁面を板張りとし、窓を極力省いた壁面で見せたかったのですが、どうしても南に窓がほしいという要望があり、悩んだ末、壁面に凸凹を作り、その入隅に窓を配置することを思いつきました。

ありがとうございます。

今回、ネックとなっているのは、ポーチの出っ張り部です。

ポーチ部分は、・・本体のボリュームの一カタマリに付属する小さなカタマリとなります。

無ければ一カタマリのキューブでスッキリします。

ところが、機能上、本体の外側に配置したい場合も多々あります。

これを平面図通りに自動的に立体を組み上げると、付属感がそのまま出てしまうので、この意匠上のマイナスをプラス作用させるデザインについて考えます。

付属感をそのまま活かすか、付属感を無くすか、どちらかです。

意匠上の欠点となる箇所を逆に攻めることで、自分の引出しになかった新しい形に辿り着くことがあります。

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