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  • 執筆者の写真Tetsuya Nishimoto

コンテンツの脇を固めるかもしれない音


今日は、趣味の曲作りについて書こうと思います。

なぜ、曲を作っているかというと、突き詰めれば、若い時にやり残した趣味を復活させただけです。

記憶は曖昧ですが、2008年頃、きっかけは、ニンテンドーKORG DS-10の購入がきっかけです。

その直後にiPhoneを購入しました。

そして、iPhoneアプリの音系アプリを片っ端から試しました。

当時、考えていたことは、「ニンテンドーDSやiPhoneだけで何十万円単位の機材を買わないと制作できないような曲が普通に作れるかもしれない・・・・。」という可能性に興味を抱きました。

手の届かなかったテクノロジーが普通のお小遣いで手に入り、そしてスタジオではなく自宅の片隅や公園のベンチでもそれを扱えるという衝撃です。

この衝撃は、70年代から90年代にかけてシンセサイザーを実際に何十万円~百万単位の資金を投じた人は誰でも受ける衝撃だと思います。

例えて言うならば、私の場合、ジェット機がマイカーくらい身近なものになったような感覚に近いです。

これはどういうことかというと、誰でも曲がふつうに作れる時代になったと言えるかもしれません。

ところが、この音楽の恐ろしいほどの技術革新が、あまり一般的に着目されていませんでした。

確かに、音楽を作ることは、しきいが高いイメージがあります。

私も楽譜も読めませんし、作曲というと、クラッシックの世界で気が狂いそうなくらいに楽譜と格闘してきた人だけができるもの・・・というイメージがいまだにあります。

ところが、音楽はとても生活に密着しています。

ジャンルを問わず、誰でもたいて一人くらいは好きなアーチストがいるはずです。

テレビを見ても、ほとんどの番組で、BGMが流れ、なにかしらの音楽が使われています。

むしろ絵画やイラストなどの絵を見るよりも音楽に触ている時間のほうが長いのではないかとも思えます。

(ここで言う絵の範囲は記号やサインや図は含めてません。)

絵を描くことも・・身近なようで、簡単に踏み込めないしきいのようなものがあります。

言葉がなければ、絵で説明するしかないのですが、そのような場面は普段の生活ではまったくありません。

そして、ニフティ‐サーブの頃のパソコン通信時代からインターネットに変わり、文字だけの双方向通信が画像や動画、音まで容易にできる時代になりました。

今は、多くの人が情報発信者となり、ブログやツイッターを当たり前のツールとして使います。

画像はインスタグラムなどが普及し、写真は身近になりました。

文章と写真は身近になったけれど、ロゴやサインやグラフィック、イラスト、音は、フリーコンテンツを利用するに留まっているように思います。

だから・・何?という話かもしれません。

実際、このホームページもテンプレートやフリーの画像を使いまくっております。

これが、私の現状でありますので、何も言えた立場ではありません。

しかし当時、iPhoneアプリで音アプリを試していた頃、

「ホームページ内のコンテンツを全てオリジナルにしてしまいたい。」という野望が少しありました。

下手でも構わないので、画像、イラスト、、BGM、動画、、できる限りオリジナル。。

いつの間にか、そんな野望は、どこかに消えてしまいました。

これは、まさに挫折そのものです。

ただ、なぜか?曲づくりは続けてます。

そのうち、テンプレートそのまま炸裂既製品丸出しホームページが、激変するかもしれません。

ただ言えることは、YouTubeに動画をアップし、BGMを使う際、著作権のかかった楽曲を挿入すると収益化できません。

プロのユーチューバーは別として、これから動画配信していく人は、効果音程度ならアプリで簡単にまかなえ、オリジナルの曲も意外と簡単に作れてしまうことを知っていただければと思いました。

文字や言葉やイメージ画像のコンテンツの重要性はたくさん聞きますが、効果音が意外と見過ごされている気がするのは、気のせいか?時代に乗り遅れているせいかもしれません。

ちなみに、私は1990年代に聴いていた曲を自分なりに再現しているだけの自己満足で、全く効果を意識していません。スピードエディット&スピードアップだけで細部は無視しています。

↑サウンドクラウドにiPadアプリ:KORG Gadget for iPadで高速で作った曲を2015年11月今日時点37曲アップしてます。よかったらフォローしてください。

これからは、対外的なコンテンツとしての音づくりも意識してみようと思います。

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